『Memory's Messiah』



『 プロローグ』




時は今から遥か未来……


西暦5億年……我々人類は何度も戦争や環境汚染、ウィルスや自然災害により、絶滅や破滅を繰り返し、その度に新たな驚異と立ち向かい、創世や進化、革命などを起こしてきた“救世主”によって人類は救われて来た…。


そして…この物語の舞台となる西暦5億年の世界は、今私達が住む世界、西暦2009年より、“少し”科学が進んだ近未来的な世界だった。


我々が暮らす西暦2009年からしてみれば、“遥か遠い未来”の筈の西暦5億年…。しかし我々人類の文明、科学の進歩は“何故か”今とほぼ変わらないレベルだった。

それは何故か?…


物語が進むに連れて、次第に明かされる“闇の歴史”…そして神話…』


その“闇の歴史”の元凶とも言える事件は、今私達が暮らす西暦2009年からたった“3年後”の未来、西暦2012年に起きた出来事がキッカケだった…


この物語は、そんな遠い未来に、何も知らずに“ごく普通”に生活している主人公“滝沢登美也”(25)が、ある日、突然奇怪な事件に巻き込まれる。所から始まる。


そして主人公は“闇の歴史”と我々人類に襲い掛かる“新たな驚異”との闘いへ導かれる。


我々人類に襲い掛かる新たな驚異とは何か?


そして物語は予想を遥かに上回る壮大なスケールで展開して行き、あの有名な“神話”へと繋がって行く。

さらに…その神話に隠された、“もう一つの神話”とは…


そして、その神話を作り出した者達…“光の民”の正体とは