ケータイ小説 野いちご

白いジャージ5 ~先生とラベンダー畑~

第1章
温泉女子トーク




牧場に隣接している温泉へ。



女の子だけになると、もちろん話題は……




「ちょっと!!!桃子!あれどういうこと?」



「何があったの?」



「手繋いでたね~!!」





温泉の脱衣所で、服を脱ごうとしている桃子を取り囲む。



困ったような表情をしながらも、桃子の顔もニヤけっぱなしだった。




「あのね、あのね……え~っと……さっきね……」



もじもじする桃子。



「あのね、実は……告白されちゃった」




脱衣所だけじゃなく、お湯に浸かっていた人まできっとびっくりしたんじゃないかってくらいの大声で私達は叫んだ。





「ええーーーーーーまじ?!」




4人で輪になって抱き合ってくるくる回った。




ずっと見守ってきた。


最初は完全な片想いで。


桃子は片想いでもいいんだっていつも言っていたね。



でも、少しずつ少しずつ翼先生の心の中に入っていくことができた。



桃子の優しさ、かわいらしさが翼先生の心を動かしたんだね。







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