第2章 穏やかな日々が戻って来た。 バレー部にも顔を出すことがなくなった。 私と大雅との関係が誤解だったとわかり、部活内も落ち着きを取り戻した。 平和な毎日のはずやのに。 なんでやろう。 私は、涙がいつこぼれてもおかしくないくらいに泣きそうな気持ちやった。 大雅は、私の前から消えた。 消えた。 もうおらん。