鼻をつく慣れない臭いに 私はまだ眠気で しょぼしょぼしている瞳を開いた。 「……?」 私が寝ていたとこは、 所々薄汚くなっているベットの上だった。 「……。」 周りにはカーテンもなく、 壁の2分の1を占めている窓から見える 空が薄く赤くなりかけているのを見た。