校庭の端っこに辿り着いたとき、
私の顔は羞恥心で
真っ赤に染まっていた。

「着いたよーー。」

「わかったから、早く降ろして!」

必死の懇願。
そのかいあって、
煉はやっと降ろしてくれた。

まだ足が中に浮かんでる気がした。