ケータイ小説 野いちご

お姫様と1.5人の男

third-pm.これでさようなら?

暖かい太陽の光を浴びながら、ぼーっと適当に散歩をしていると。


「おい」


聞き慣れた声が突然聞こえてきて、振り向けばやっぱりそこには声の主である桜太君がいる。

妙に不機嫌そうなのは気のせいだよね?というか、此処がよく分かったよね。

玄一さんがもしかして犬みたいにあたしの気配を読み取ったりしたのかな?


「いきなりいなくなるな。大変だったんだぞ」


聞けばウメスケ君は更に浮かれてしまったけど、桜太君にもキスをしていた事を知って、

また近い内に再戦を求めてきたらしい。そして歩子さんを始めとする女の子に桜太君は質問攻めにされて。

やっぱりあたしは桜太君の彼女だったのかって聞かれたんだって。

すぐに桜太君があたしを追い掛けようとしたのが原因みたい。

で、あたしの予想通り玄一さんに気配を探って貰ってあたしを見つけた……と。

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