あたしは今、大広間に居る。そしてかなり沈黙している。


理由は…巳艶くんと居るから。何を話せば良いかあたしは、黙っている。巳艶くんも巳艶くんで、会話が見つからず黙ったままだ。



どうしょう。何話せば良いんだろう。
う~ん。



「み巳艶くんは、何才なんですか?」



「え!?」



巳艶くんは、不意に問いかけられ目を丸くした。



聞いちゃマズかったかな?



「え~俺?」



「は…はい」



机に顔を乗せて熟睡の若菜くんを尻目に巳艶くんが、う~んと考え込む。



「言わないとダメ?」