ケータイ小説 野いちご

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『春・夏・秋・冬』

【冬】

真っ暗な暗闇の中、僕は秋を優しく抱きしめていた


僕と秋は、変な奴らに捕まってしまって、コンクリートの地面や壁の場所に閉じ込められていた



「大丈夫…大丈夫だよ」


震える秋の身体を言葉と、背中をポンポンと軽くさすりながら


安心感を与えていた


夏、夏……


拳銃で撃たれた夏が心配だ


しかし、閉じ込められている今の状況では何もする事ができない


ただ、秋の側に居て励ます事しか……


自分の不甲斐なさや、力の無さに、唇をギュッと噛みしめ悔しさをかみ殺す


秋にはバレないように……

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