魔女のリュシカは木を見ていました。

自然を愛した魔女。透き通った夜空が人びとの沈黙する都市のうえを縹渺とした冷たい星を輝かせていました。

その星を魔女は掴みとると、星をアクセサリーにしました。翌朝、リュシカが街に出掛けると、星が一つ失くなっていたとか。