「お、、おはよう、海飛、、、?」


ソファで寝落ちしてしまっていた私たち。
スマホのアラームのおかげで朝だということに気づけた。


「ん、、おはよ、椿。」


とっても整ったお顔が私の顔の目の前にある。



昨日はあの後、たっくさんキスされてびっくりした、、、。

そのままベッドに行って寝ようとしたら、一緒に横になりたいって言われたから、結局私のベッドにぎゅうぎゅうで寝ることになった。

シングルベッドなのに、、、。



「何にもしないって言ってたのに、、、。」

「お前が攻撃してきたから。」


速攻で返してくる海飛。
しかし、心当たりが無さすぎる私。


「そういう鈍感なとこも。」


はいっ、、、?
チョット何言ってるかワカンナイデスネー。

海飛の言うことは理解できないことが多い。私はさっさと理解しようとするのを諦めて、準備を始めた。





ー ー ー





「まぁ、おめでとう~~。」


ついに両親が旅行から帰ってきて、六人勢ぞろいしたところで、付き合い始めたことを教えた。