次の日の朝。


海飛と付き合うことになれて、私は嬉しい。
それだからか、朝の目覚めも良かった。


ちなみに昨日はあれ以降、何にもなかった。
ベッドも、当たり前のように違うところで寝た。

海飛のことだからいきなり何かしてくるんじゃないかと思っていたけど、何もしてこなくて良かった。


朝ご飯を作っていると、海飛が一階に降りてきた。


「あっ、海飛、、あのさ。」

「うん、どうした?」


、、、どうしよ、、このさわやかな雰囲気をぶち壊したくない、、、。
でも、、っ! 言うしかない。


「クラスメイト達に、どうする、、? ほら、写真流れちゃったじゃん?」


顔を伺いながら聞いてみたら、頼もしい返事が返ってきた。


「人の目なんて気にすんな。あいつらがどう思うと俺達には関係ねー。と、俺は思ってるけど椿は違いそうだもんな。まぁ、なんかあったら俺か空青か田中日奈に頼ればいい。」

「うんっ、、!そうする!」


そうだ、人の目はいちいち気にする必要が無い。
そう思えばいいんだ。


「おぉ、すげぇー。朝っぱらからオムレツ? 気合入ってんねー。」

「まぁね。」