✟月姫side✟
放課後。
ホームルームを終えて帰る支度をしていると。
「かーぐーやーちゃん!かーえろ!」
と、ドアの方からそんな声が聞こえた。
大声出さないでって言ったのに……。
鞄を肩にかけて視線を浴びながらも廊下に出た私。
「……疲れた。帰ろ」
「大丈夫!?荷物持とうか!?持つよ!」
「え!?いや、ちょっ!」
ひょいっと私から奪った雷斗。
「だ、大丈夫だから!返して!パシリみたいになっちゃうじゃん!」
「も〜、忘れたの?俺は月姫ちゃんのなんだからパシっていいよ!」
放課後。
ホームルームを終えて帰る支度をしていると。
「かーぐーやーちゃん!かーえろ!」
と、ドアの方からそんな声が聞こえた。
大声出さないでって言ったのに……。
鞄を肩にかけて視線を浴びながらも廊下に出た私。
「……疲れた。帰ろ」
「大丈夫!?荷物持とうか!?持つよ!」
「え!?いや、ちょっ!」
ひょいっと私から奪った雷斗。
「だ、大丈夫だから!返して!パシリみたいになっちゃうじゃん!」
「も〜、忘れたの?俺は月姫ちゃんのなんだからパシっていいよ!」