ケータイ小説 野いちご

白いジャージ3 ~先生とバージンロード~

第1章
両家顔合わせ





11月のある日、私達家族と、先生の家族の顔合わせが行われることになった。



本当は、式場などの細かいことを決める前にしたかったんだけど、私達が早く決め過ぎてしまった為、順番が逆になった。



私は、先生のお父さん、お母さんに会うのは2度目だったけど、弟さんに会うのは初めて。



前日から興奮がおさまらなかった。



「どうしよーーーー!!先生の弟なんて、絶対かっこいいよ!!」




「だよね。私、狙ってみようかな!」




明日の為に、仕事を早く終わらせたお姉ちゃんとお菓子を食べながら話していた。




「緊張しちゃう・・・」



お母さんもなんだか落ち着かない様子で台所をうろうろしていた。



「わしは、このスーツでいいのか?」



お父さんは、この日の為に新しいスーツを買ってもらおうとお母さんにおねだりしていたが、結局却下されたらしく、いつも着ている黒のスーツを着るようだ。



「先生の弟、彼女いるのかなぁ?」



「ってか、全然似てなくてかっこ悪かったりして!!!」



夜中までお姉ちゃんとこんな話をしていた。









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