「すばらしいわ!こんな歌声、聞いたことがないっ!」


歌の先生はその出来栄えのよさに、感動して涙を流している。


「衛斗くんの伴奏と千歌さんの歌が重なり合うと、こうも尊い楽曲になるのね!」


ホームから戻ってきたあとくらいから、衛斗と息が合うようになってきた。

というか、あたしが合わせるようになった。


そうなってから、歌の先生は毎回文句のつけようがないと言って褒めてくれていた。