その日の夜のことだった。 あまりの息苦しさを感じて、俺は目を覚ました。 とてつもない体の倦怠感。 全身の力を振り絞るようにして寝返りを打とうとしたが、体が動かない。 ……どうしてだ。 どうしてなんだ? か、体が全く動かない。 まじ、……やばい。