家に着き、絢斗にお礼のメールを送り、お風呂に入って寝た。


次の日
学校へ行くと、私の前の席の絢斗が話しかけてきた。
「おはよう、元気になったみたいだな」

「うん、おかげさまで、昨日は、本当ありがとうね」

「おう」
そう絢斗が言ったあとに、友だちの小野紗奈が私の隣の席に座った。
「おはよ、紗奈」

「おはよ〜、なんか機嫌よくない？なんかいい事あったの？」

「うーん、別に」
と、とぼける私に、

「今日、テスト返しあるのにお気楽で羨ましいこと」
と、呆れたように言われた。

「えっ、忘れてた」
一気に青ざめると、予鈴がなり朝のホームルームか始まった。