季節は いつの間にか 秋になっていた。

中井さんと 水曜に食事をすることが 習慣になり。


膨らんでいく 中井さんへの気持ちを

どうすることも できないまま。


光司とは ラインをしたり

時々 電話で話したり。


なかなか 会えないことが 救いだった。


会ったら 光司に 気付かれてしまう。

私は もう 光司だけを 見ていないって。


どうしよう… どうしたらいいの…


中井さんを 好きになっていくのに

私は 光司と別れることも できない。


光司を 嫌いになった わけじゃないから。


どちらかに 気持ちを 決めないといけない。

こんなこと 続けていたら 私が ダメになってしまう。


わかっていたけれど。