ケータイ小説 野いちご

不良男子は溺愛体質

episode*02
ドキドキ?




水城くんはやっぱり、いい人だなぁ……。


夜、お風呂に上がってから、ベッドに寝転ぶ。

今日のことを思い返すと、頬が緩んだ。


空き教室でリハビリをして、家まで送ってくれた水城くん。

水城くんの頼もしい雰囲気に、誰にも話したことのなかった帰り道の困り事を話すと、これからは毎日送って帰るとまで言ってくれた。

流石にそれは悪いよと断ったけど、絶対にひとりで帰るなと釘を刺された。

会ったばかりの私にここまでよくしてくれるなんて……水城くんは聖人みたいな人だっ……。


水城くんみたいな人と出会えてよかったなと思い、ふふっと笑みがこぼれた。


そろそろ寝ようかなと思った時、スマホに新着メッセージが入っていることに気づく。

あっ、ミナちゃんからだ……!



《今日何もなかった!?》という勢いのあるメッセージ。そう言えばすごく心配してくれていたから……電話しておこうかな。

通話ボタンを押すと、ワンコールもしないうちに出てくれたミナちゃん。



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