ケータイ小説 野いちご

保健室で寝ていたら、爽やかモテ男子に甘く迫られちゃいました。

誤魔化さないで




キーンコーンカーンコーン

「はーい、今日の授業はここまで」

4時間目終了のチャイムが鳴り、先生の号令とともにガタガタとみんなが席を立つ。

キューと締め付けられるお腹の痛み。

うぅ……。

今日は1日がものすごく長く感じる。

「あ、この間出してもらったクラス分のノート、持ってくるの忘れたから準備室に取りに来てな〜出席番号3番の人〜」

先生はそう言って、化学室を後にした。

って、ちょっとまって。

今、出席番号3番って言った?

嫌な予感がして黒板に書いてある日付をみれば、今日は3日。

日付の数字ですぐに生徒を指名するのは化学の山田先生の得意技だ。

3番って……私じゃんか。

はぁ……なんだか今日はとことんついていない。

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