ケータイ小説 野いちご

Keeper.ll

第2章// 居場所を求めて
第21項// 体育祭準備①

*..*




学校で6時間目を告げる鐘が鳴る。まぁ、放送でだけどね。


今日の6時間目はLHR。体育祭のことを決めると朝先生が言っていた。今からでも体育祭が憂鬱になってくる………とは言わない。何気に体育祭初参加かもしれない…?

いや、そんなことはないか?中学の頃…行ったっけかな?Kのみんなとサボったかもしれない。いや絶対そうだ。そんな気がしてきた。


「ねぇ、里香ちゃんは何やるの?」



隣でコソッと千歩が聞いてくる。永富もこちらを見ている。初期のことでお忘れかもしれないが実はこのふたりとは席が近いのだ。千歩に至っては隣。そしてもう反対の隣は窓である。


4月とか多分桜が綺麗に見えただろうな、夏だとセミがうるさそうだ。



「龍くんと輝くんによると、リレーは早い順らしいよ。」

『早い順?』

「そうそう〜、この前体育やった時に50メートル走のタイム測ったじゃん〜?その時のタイムを元に選抜リレーは強制参加だってさ〜。多分輝と龍くんと律は出るね〜。」

「運動神経いいもんねー!!うちのクラスだと、里香ちゃんと雪くんは確定かな?」

「僕はサボるよ?」

『いやサボるなよ。』


サボっちゃダメでしょーが。まぁ、真面目に体育祭やる不良も笑ってしまいますがね。


そういえばあいつは……、いややめとこう。前みたいに仲良くなんてないんだから。



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