朝起きて顔を洗い鏡を見る
これが私の朝最初の行動
いつもと周りの家具の配置が違うことで
私は実感する
「本当にあの家を出れたんだ。これから普通に学校へ行けるんだ。」
私はこの状況が嬉しかった。
なんせ理由は分からないが、実質監禁されている様な生活を送っていた私は、学校なんてテレビや漫画の中の物だったからだ。
ワクワクする胸を押え時計を確認する。
私は目を疑った
確か昨日ここの寮の寮長さんから、
「始業式は明日の9:00からだから入学早々遅れないように気おつけて下さい。」
と言われていた。
しかし、時計は5分前の8:55これはもう間に合わない。
肩を落として溜息をつく
学校に行く準備をし
昨日作りおきしていたお握りを食べ
弁当を鞄に突っ込んだ
そして私以外誰もいない部屋に向かい
「行ってきます!」
と言い部屋を出てドアを閉める。
部屋の入口には可愛いネームプレートに、
[花咲 凜々]
と書いてある。
自分の名前が書いてあるネームプレートを見た私は遅刻ギリギリというのをすっかり忘れとても浮かれていた。
これが私の朝最初の行動
いつもと周りの家具の配置が違うことで
私は実感する
「本当にあの家を出れたんだ。これから普通に学校へ行けるんだ。」
私はこの状況が嬉しかった。
なんせ理由は分からないが、実質監禁されている様な生活を送っていた私は、学校なんてテレビや漫画の中の物だったからだ。
ワクワクする胸を押え時計を確認する。
私は目を疑った
確か昨日ここの寮の寮長さんから、
「始業式は明日の9:00からだから入学早々遅れないように気おつけて下さい。」
と言われていた。
しかし、時計は5分前の8:55これはもう間に合わない。
肩を落として溜息をつく
学校に行く準備をし
昨日作りおきしていたお握りを食べ
弁当を鞄に突っ込んだ
そして私以外誰もいない部屋に向かい
「行ってきます!」
と言い部屋を出てドアを閉める。
部屋の入口には可愛いネームプレートに、
[花咲 凜々]
と書いてある。
自分の名前が書いてあるネームプレートを見た私は遅刻ギリギリというのをすっかり忘れとても浮かれていた。