ケータイ小説 野いちご

憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡

story1
会長様は、オムライスが好きです。




「翼くん、今日の夜ご飯は何が良いですか?」





その日の夜。


ママが「いっそ花嫁修行しちゃいなさい!」と言いはじめたことで、平日はわたしが食事を作ることになったために、キッチンに立つ。

ハルさんやシェフは心配の色を隠しきれていなかったけれど、説得したら渋々頷いてくれたんだ。




ということで、まず翼くんの好きな食べ物を調査!


なにを作ろうか迷うなぁ。



これから半年間、一緒に住むんだから、それくらい知っとかないとね。




「…オムライス」



ん?



「オムライス…って聞こえたんですけど、わたし、聞き間違えましたか?」



「合ってるから」



即答されたけど、なんだか意外すぎて目を丸くする。



「どうせ、意外とか思ってるんだろ」



そんなわたしの様子で分かる翼くんは勘が良いのかもしれない。





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