私が優雅にソファでテレビを見ながらアイスを食べていたある夜。

突然、パパが言い出した言葉を機に、私の人生変わることになりました。


「明日からパパは海外出張に出る」

「え!?そうなの!?」

「悲しむのも無理ないが、上の命令には逆らえない」

「泣いてないけどびっくりしたの」

「ちなみにママはパパんとこに来るからな」


そうよ〜って、キッチンで家事をしているママの能天気な声が聞こえる。

それで·····えっと、私は?

この家に1人は不安大。

一人っ子で甘やかされて育てられた私は家事の1つできません。

もしかして、一緒に着いてくの?

そ、それもヤダ·····。

親友の潤美〈ウミ〉ちゃんと離れたくないもん!


「パパ?私はどうしたらいいの·····?」

「安心しなさい。蜜〈ミツ〉は信頼のおける部下の家に預けることにした」


えっへんと胸を張るパパだけど、私はだいぶ混乱中。

要するに、私は知らないお家でパパとママがいない間住むってことだよね·····?

お、おじゃま虫じゃないかな·····?

家事できないし·····お手伝いできるかな·····?

潤美ちゃんとは離れなくて済むけど不安だよう!