楽しかった修学旅行が終わり、私たちは少しずつ受験モードに入っていた。しかしピリピリしたムードはなく、今はまだ前と変わらず皆過ごしていた。
そして今日、日直の私はいつもより早く登校し先生のところに日誌を取りに行った。
「あー、ごめん。日誌見つかんないから今日はいいや」
「え、はい。分かりました」
相変わらずのてきとうさ。それでも日誌を書くのは大変なため、書かなくていいのはラッキーだと思った。