ケータイ小説 野いちご

また、君の優しさで包み込んで。

第一章  現実と意味
一瞬の幸せとその後の苦しみを分かち合って

「おはよう、咲!」
この声は…
「もな。おはよう。」
花倉もな。同じクラスで、小さい頃からずっと一緒。
だから、一番の友達。
というか、唯一の友達。
そう、私は影か薄く、教室の端で本をようでいるような……
いわゆる陰キャ。
「咲、今日の髪型かわい~!ハーフアップだ!」
「うん。いつもと違う感じに頑張ったの~!ありがとう!」
と、いつも通りの会話をしながら教室へ向かっていた。

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