診察が終わり、病院を出ると目の前に氷空が
待っていた。
「診察、終わった?」
「うん。終わったよ。」
私は少し、ぎこちなく笑い本音が言えなかっ
た。
「その様子だと、何かあったね。」
「……うん。」
すると、氷空は私の手を掴み歩き出した。
「少し寄り道しない?」
連れて来られたのは、高台にある大きな展望
台だった。
「ここなら誰もいないだろ。」
すると、氷空はこちらに振り返り軽く微笑ん
だ。
待っていた。
「診察、終わった?」
「うん。終わったよ。」
私は少し、ぎこちなく笑い本音が言えなかっ
た。
「その様子だと、何かあったね。」
「……うん。」
すると、氷空は私の手を掴み歩き出した。
「少し寄り道しない?」
連れて来られたのは、高台にある大きな展望
台だった。
「ここなら誰もいないだろ。」
すると、氷空はこちらに振り返り軽く微笑ん
だ。