ドカッ
バキッ
ゴンッ

美藍「……はっ、イキってた割に弱えな」

不良1「くっっっそ…!てめぇ、何もんだ…!」

美藍「あ?俺?別に名乗るほどのもんでもねぇよ」

不良2「……チッ覚えとけよ…!」

美藍「野郎の顔なんざ、覚えたくねぇよ」

あーあ、今日もつまらん喧嘩だなぁ

美藍「ボソッなんか、つまんねぇな……」


そう呟いた少年の目は、真っ黒の闇に染まっていた……