「瞬~!ごめんね、HR長引いちゃって。 」

昇降口で待っている瞬に、手を振る。

そうすれば、瞬も笑顔で手を振ってくれる。


「おう!」

「待った?」

「いや。俺も今来たとこ。」

「よかったー」


瞬と付き合いはじめて、一週間が経った。

毎日、一緒に帰っている。

それが、いつも楽しみすぎて……!