ケータイ小説 野いちご

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一途な彼の過剰な愛情表現

強引な彼の嫉妬





それからニ週間後。



特に何事もなく…と言いたいところだけど、何度も危ない場面に遭遇した。



やっぱり蓮くんには敵わないし、敵うはずもなく、その度にヒヤヒヤしたけれど、なんとかバレずに過ごせていた。



「おはよう、菜穂」



そしてまた今日も、蓮くんに起こされる。



今日こそは私が先に起きるって思ったのだけど、やっぱり蓮くんの方が何枚も上手で。



夜、私を抱きしめて頭を撫でる蓮くんに、いつも眠気を誘われて先に私が寝てしまうのだ。



それに蓮くんは私が「お昼寝してほしい」って言わないと、寝てくれない。



なんなら私がそばにいないと寝ないって聞かなくて、結局私も一緒に寝てしまうことが何回かあった。



たまに寝ずに済んだ時は、私が夜ご飯を作るのだけど、蓮くんは起きてすぐリビングに降りてきて真っ先に私を抱きしめる。



『どうして菜穂がやるの?
俺がやるから』って毎回言われてしまう。



それでも最終的には蓮くんに納得してもらい、一緒に作ったり他の家事をするのだ。




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