【恭介】

今日、あの約束から一ヶ月。
そして真優華の誕生日。
この日の為に人生初のバイトもして
プレゼントも用意した。

元々金には困ってなかったけど、
真優華には自分で稼いだお金で
なにかあげたかったんだ。


約束の五分前。
俺は真優華の家の前に着いた。

するともう外で待ってる
真優華の姿があった。


「おはよう、ございます・・。」

また顔が赤い・・・

今日の真優華はいつも以上に可愛い。
本人のルックスにピッタリのワンピースなんて着てる。

「すっげーかわいい。似合ってる。」

なんて気づいたらそんな事を口にしていた。

その言葉のせいで真優華の顔は
タコみたいにさらに赤さを増した。

そんな反応もいちいち全部が可愛いと思ってしまう。