それからというもの。
特に喧嘩をすることもなく、冬休みがやってきた。
クリスマスは晴人先輩と過ごし、今は大晦日前日。
たまたま2人の予定が合って、私の家に晴人先輩は来ている。
「晴人先輩。」
「ん?」
「苦しいのですが……」
「莉乃があったかいのが悪い。」
「えぇ!?
私が悪いんですか?」
ただいま私の部屋にいる私たち。
晴人先輩が私の家にいるなんて初めてでそわそわするけど今はそれどころじゃない。
後ろから抱きしめられていて、少し苦しいのですよ私は。
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