ケータイ小説 野いちご

世界が色づくその瞬間

一人ぼっちの自分

今日は、とても良い天気だ。

そう、そういう天気に限って私は一人だ。

これも、いつもの事だから段々そういうことは気にしなくなってきたけど。

私は、いつもと何も変わらず学校生活を送っている。

授業を受け、休み時間は一人ぼっちで外を眺め、お昼ごはんはいつも一人で食べる。

それは、この世界に一人ぼっちになった気分だった。

誰にも声を掛けられず、誰にも見てもらえず、一人ぼっちで生きていくこの世界に私は

苦しいくらいに息が詰まる。

今日も、私は喉にご飯が通らずお弁当箱を閉じた。

私の大好きな卵焼きも入っているのにそれも残して外を眺める。

辛いことが日々重なっていくと私は次第にお弁当の味が分からなくなっていった。

「私って……本当に弱い…。」

< 1/ 26 >