「急に飛び込んで、心配した。」


『「すいません。」』



特に反省してませんがね。
別にあれくらいでは死にませんし。

彩沙さんの言葉に軽く返す。




「澪も翼も無茶しすぎだ。」




…と千里。





『ご心配をおかけしました。
しかし………。』





いつの間にか倉庫に着いていたので、みんな入ってしまっている。

外にいるのは私と翼。
そして千里のみです。







『「てめぇに心配されるほどヤワじゃねぇよ。
下っ端が。」』


「失礼いたしました、オーナー。
そして白羽様。」


『今晩は、仕事に付き合ってもらう。
準備しておけよ。

黒影-kokuei-。』


「御意に。」