ケータイ小説 野いちご

この作品のキーワード

学年一の爽やか王子にひたすら可愛がられてます

第10章 夏休み・後半



あれから1週間。


ずっとモヤモヤしている。


自分が柊くんとどうにかなるなんてありえないって思っていながら、もし柊くんにそういう子がいたらって考えると嫌になる自分がいるもんな…。


恋をするとわがままになるものだ。


しかも、相手は鈴香ちゃんだなんて。


宿題をしようと勉強机にプリントや教科書を開くけど、一問も解けない。


シャーペンを持つだけで、教室や柊くんの部屋で勉強したこととを思い出して、大きなため息をつくばかり。


4人のグループメッセージをなんとなく開いて、鈴香ちゃんと柊くんのメッセージだけを読み返す。


「はぁ……」


こんなこと…誰に相談すれば…。


私の気持ちを知ってて、柊くんと鈴香ちゃんをよく知る人物。


あ。


1人…。


いる。



< 220/ 341 >