両親と再会する時が近づき
私の緊張はピークを迎えていた。


それでもイロハが、
私の隣に居てくれたから不安はなかった。


両親の前に来て、
とりあえず挨拶をすることにした。


「はじめまして?
国王陛下並びに女王陛下」


他人行儀な挨拶に両親は顔を歪ませた。