私が目を覚ますと、
リエトさんとイロハがいた。


「サラ、おはよう。
明日から一緒に勉強しようね!」

イロハはそういうち同時に、



『父さんには、記憶のこといってないよ』


と伝えてくれた。

「ありがとう」

私の言葉の意味がわかったのか、
イロハが頭を撫でてくれた。