「くるみ。」


君が私の名前を呼ぶだけで、ドキドキする。
それだけで、顔に熱が集まっていく。


「ふっ、真っ赤。照れてんの?」


分かってるくせに。
いつも君は意地悪なんだ。
もう、きらい。


「あー、拗ねんなって。
ごめんごめん、ほら、手貸して?」


それでもやっぱり優しくて、私はどんどん君にハマっていっちゃう。


「ん。

じゃあ、帰ろっか。」





やっぱり君が、大好きです。