side 尊

ガチャッ
『...』
え、なにこの状況。
みんな私の事見てる。気まずいなぁ。

「とりあえず座りませんか?」

茶色の人が言う。
でもどこに座ろうか
キョロキョロしてると、

「こっちこい。」

黒色の人が言った。

タッタッタッタッタッタッ

その人の隣に立つ
グイッ
『!!』ストンッ

なぜか膝の上に乗せられ、腰に腕をまわされる。
なんでだろ、恥ずかしいよりはなんか、安心?する。
私は自然と黒色の人にもたれ掛かった。