「待ってたよ」

そこには見たことのない人がたっていた。

「だっ...誰...?」

その人は、大口開けながら笑いだした。

「君の事を屋上に呼び出した本人だよ。
いつもの変装を解いただけ」

そういわれればたしかにそうかもしれない。

目元が一緒だ。

「それで、なんの用なの?
早くしてくれたら、嬉しいんだけど...」

「あぁ。じゃあはっきりいうよ。


俺と付き合え花香。」