〜♪〜♪〜♪

私の魔法ケータイの音で目を覚ました。



魔法ケータイとは、少ない魔力で離れている人と話したり、メール出来たりする便利な道具。



『はぁい、もしもしぃ?』



起きたばかりなので凄く間抜けな声が出てしまった。



『あ、当主!!実は・・・』



次の一言で私の目は一気に目が覚めた



『奥方様達の魔力が少し増え始めています!』



『父上と母上の魔力が!?すぐに向かうから!』



”パチン”と指を鳴らし、帰ってきてもすぐ学校に行けるように制服に着替えた。



持ち物もすべて持ち、私は父上と母上のいる病院に向かった。





病室に着くとルミナスの隊員が数人いた。



『今日、朝見舞えに行くと微かですが魔力数値が上がっていたので連絡させて頂きました』



『そう、ありがとう。後は下がっていいよ。お疲れ様』



私の一言でみんな消えた。



私の父上と母上は、私が6歳の時から眠ったままだった。



原因は・・・話したくない。



『父上、母上、お久しぶりです。私は、任務でマジックディーン学園に転入しました。後は…』



眠っていて、聞こているのかは分からない。



でも、こうやっていつも話しかけている。



きっと、伝わっているから・・・。







そして、気がつくと二時間近く経っていた。



『やばい!学校!では、いってきます!父上、母上!!』



さて、行きますか!