ケータイ小説 野いちご

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全ての記憶を《写真》に込めて

第一章
ストーカーな毎日


「晴くん!」
「な、」



_______________パシャ。



“何”と言おうとして振り返ったところを写真で撮る。

「ねぇ……何やってるの?」
「えへへ、写真撮らせてもらいました!」
「えへへじゃないでしょ、ほら、消して消して」
「うわぁっ」
そう言ってカメラを取られる。

「…………へぇ、結構うまいんじゃない」
「そ、そうかな?ありがとうございます……」
先生にしか見せてないから褒められるのに慣れてない。

「別に俺じゃなくてもいいんじゃないのぉ?」
そう言って、私が撮った晴くんの写真を消さずにカメラを返してくれる。
「私は晴くんが撮りたいんです!」

前笑ってくれた時みたいな顔が見たいから。



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