鈴峰Side




想像していたのとは違った




悪魔が戻ってくる




ねぇ、みか…ど?…帝




あたしたちの未来を失くした影狼が戻ってくるんだって




過呼吸になってるあたしは息をするのさえできない




影狼なんかに苦しめられるのも終わりにする




帝の分まで復讐して




帝の分まで楽しまなきゃ




影狼ならただで戻ってくるはずがない



なにか大きな爆弾を仕掛けてからやってくる




あたしの時はその爆弾が大きすぎたの…




いまもまだ夢にでてくる影狼の高笑いと




最愛の人の声が…




戦うよ、あたしの過去だもん




影狼なんて最愛の人を失くしたあたしには



怖くないから