そして週明けの昼休み


翼「なぁ璃夢?」


璃夢「ん?なに?」


翼「今週の2日間が終わればゴールデンウィークに入る。」


あれ?もう?………あっ、ホントだ。

黒板に書いてある日付を見て思い出した


璃夢「ゴールデンウィークも一緒に遊ぼうね!僕、すっごく楽しみ!」


翼「だろっ!?俺もチョー楽しみ!またゲーセン行こうぜ!」


璃夢「うん!」


翼「この前は格ゲーとクレーンゲームだったよな……じゃあ今度は違うゲームにも挑戦してみっか!」


璃夢「ほかにはなんのゲームがあるの!?」


翼「ん?ほかか、例えば…………


って!違──────うっ!!!!」


そう言っていきなり叫び出した翼


璃夢「ど、どうしたの?翼。頭、どこかでぶつけた?保健室行く?」


翼「ぶつけてねぇよっ!ったく、お前のせいで話しが逸れるところだった」


わ、私のせい!?


翼「俺が言いたいことはゴールデンウィークに入ったらまた、日向との距離が開くだろ?
それに、ゴールデンウィークの後から体育祭が始まる」


えっ!?体育祭なんてあったんだ!


翼「体育祭の前に日向とタイマン張らねぇと
この後がめんどくせぇ」


そうなの?理由は何だかよくわかんないけど
ゴールデンウィーク前にタイマン張らないと
ダメなんだね?

ん?ゴールデンウィークまで?


璃夢「あと2日しかないじゃん!」