ここは、秋空家。
いつも賑やかな夫婦が住んでいる家だ。
ほぅら、何か聞こえる。

乃愛『だぁかぁらぁ!嫌やって言ってるやん!』

蒼空『乃愛に拒否権はねぇ。』

乃愛『何でや!僕は嫌や!』

普段は仲の良い二人がどうしてけんかしているかというと……

蒼空『風呂入るくらいどぉってことねぇだろ。』

お風呂に一緒に入るか入らないかでもめているのだ。
二人の紹介をしておこう

乃愛『僕は絶対に入らへんで!』

この関西弁で僕っ子なのは乃愛。
つり目で腰までの金髪ふわふわの髪をポニーテールにしている。

蒼空『何でだよ?理由が無きゃ無理矢理入れんぞ。』

さっきから、暴君発動しているのは蒼空。
とんでもないイケメンで茶髪の猫っけだ。

そしてその暴君に気圧されてぼそぼそと訳を話す。

乃愛『だって…蒼空やって嫌やろ?……こんな傷だらけの体見んの。やけど、蒼空やって鬼やないから
   建て前で嫌やない言うやんか。せやかてっ僕それ分かんねや…それがいっちゃん傷つくねん!』

涙ながらに話す乃愛を蒼空はぎゅうっと抱きしめた。

乃愛『な…なんやねん!同情なら要らんねや!離してぇな……うぅ……』

蒼空は乃愛の髪を撫でながら叱るように言う

蒼空『あのな、俺はお前を何回も抱いてる。そん中で一回でも俺が引いたりした事があったか?』

乃愛はふるふると頭をふる

蒼空『だろ?むしろ好き過ぎて困ってるくらいだからな。まだ分からんようなら好きな所を上げてやる
   細すぎない体に手に少し余るくらいの柔らかい胸。それから締りの良いいつまでも処女の様に 
   狭い穴。後は………』

蒼空がもっと述べようとした所で乃愛が

乃愛『もっ……もうええ!分かった!……嬉しかった。ありがとうな。』