「俺と居たとき、楽しかった?」

「楽しかったよ。」

いきなりの問いかけにも
真面目に答えてくれる。

そんな未晴が好き。

「俺と居て幸せだった?」

「うん、幸せだったよ。」

次の質問__…… 俺が口を開くまで黙って待ってくれていた。


「おれっ…… ずっと忘れられなかった。ずっと想ってた。今でも未晴のことが好きだ。」


ずっとずっと言えなかった想い。
言いたかった想い。
ありったけの勇気を振り絞った。