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『おにいちゃん。』




おにいちゃんは、机に向かってた。




机は、水がついてて、




声をかけても、振り向いてくれない。




机に、ついてる水は、




おにいちゃんの、涙だった。




『ねぇ、おにいちゃん?』




『うるさい。』




『でも、、』




『黙れ!!大体なんだよ!?
何様のつもりだ!?』




おにいちゃんが、いじめに、




あってたのは、知ってた。




『キラは、おにいちゃんが好きだから。』




『気持ち悪いんだよ!
一々付きまとって迷惑だ!!!
なんで、お前が妹なんだ?』




『えっ?』