ケータイ小説 野いちご

双姫 Ⅲ

Start☆*。
双覇神



『う……頭…痛い……。』


クラクラするし、気持ち悪いし。


徐々に視界がクリアになる。

こうなった時の為に
紘叔父さんから色々教わった事を思い出す。

手と足は縛られて身動き出来ない。
部屋を見る限りロクな奴らじゃない。


『誘拐する時点でロクな人間じゃないか。』


「う、ううん…?」


『蒼月、目が覚めた?』


「おねぇちゃん…ここ、どこぉ?」


『さぁね…でも、危険なのは確か。』


「なんで蒼月達が攫われたのかなぁ〜。」


『んー…なんでだろうね。』


攫われた&縛られてるのに
平然としている私達は普通じゃない。


だって、『樺沢組』なんて知らないもん。


只の勘違いだと思ってた。



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