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【完】恋のおまじないNo.1

無自覚天然女sideカズマ

sideカズマ




バカだな。



なにやってんだよ、俺…。



ゆめのためだって思いながら、あいつに八つ当たりしただけだ。



好きとか、あんな顔して言うなよ…。



無自覚って恐ろしい。



俺が自分の気持ちを誤魔化して、ゆめに伝えてないことがある。



言ってしまえば、俺たちの関係は壊れてしまうかもしれない。



俺が好きだと言えば、ゆめはきっと…悲しそうに笑うはず。



そして気持ちに応えられない辛さから、俺を避けるようになるかも。



小学生の頃から今まで、好きなやつがいたとは思えない。



かろうじて、好きだって言っていたのは…何かのキャラクターだった。



アイドルにも興味ないし、恋のおまじないを謳っているわりには本人が全く恋愛と程遠いところにいる。



だからそんなアイツが、俺を好きになるとは思えない。




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