入学式も終わり今は高校の教室にいた
ガラッ
「皆さんご入学おめでとうございます
私はこのクラスの担任になりました坂上信乃といいます。よろしくお願いします」パチパチ
「はいありがとう
ではこれから自己紹介をしてもらいたいと思います」

えーそんな声が聞こえる
もちろん私だって嫌だそんなときに限って…
「時野昴さん(ときやすばる)」
やっぱり私だ
「時野昴です…男っぽい…名前…ですけど…女です…よろ…しく…お願いします…」
やっぱり声が小さくなるやっぱり見た目だけ変わっても意味ないかな…
「ありがとう時野さん…じゃあ次は南須原昴さんお願いします」
えっ?昴?どんな子だろう…
でもそんな想像はすぐに崩れた
「南須原昴です…好きなことは読書です。視力は0、5です…なぜ眼鏡を掛けているのかというとど近眼何で何にも見えないからです得意教科は数学理科英語です。よろしくお願いします。」
カッコいい…おんなじ昴なのに全然違うそんなことを考えていたらいつの間にか自己紹介が終わっていた…