俺はいつまでもきっと優菜が好き。

卒業しても、お互いが離れていっても、喧嘩をしても、年をとっても。


優菜の笑顔を近くで見ていたい。

誰よりも近くで。



だから、


「優菜、2人とも卒業したら、結婚しよう

優菜が嫌だと言っても俺は優菜が好きだから


だめ、かな」



帰り道、プロポーズした。


あぁ、指輪買っておけば良かったな。

今は安物でもいつかは本物を買ってみせる。